ZAMⓇ

溶融亜鉛-アルミニウム-マグネシウム合金めっき鋼板

用途例

ZAM®とは

ZAM®は、日鉄日新製鋼が世界で初めて工業生産化に成功した高耐食性の溶融亜鉛-アルミニウム-マグネシウム合金めっき鋼板。マグネシウムとアルミニウムの効果により、優れた耐食性、耐疵付き性、加工性を実現し、さまざまな分野に適用できます。

 

「ZAM」は、日鉄日新製鋼株式会社の登録商標です。ZAM®は、製品特許および製造特許登録済みです。
「ZAM」は、日鉄日新製鋼株式会社が開発した溶融亜鉛Zn-アルミニウムAl-マグネシウムMg合金めっき鋼板の商品名です。

 

サビにくい-1(少ないめっき付着量で高耐食性)

ZAM®の耐食性は、溶融亜鉛めっき鋼板に比べ10~20倍※1、溶融亜鉛-5%アルミニウム合金めっき鋼板に比べ5~8倍※2優れています。 ※1 ※2 当社塩水噴霧試験による

平坦部の耐食性比較

塩水噴霧試験2500h後の表面外観を比較 (めっき付着量: 90/90g/m2

平坦部の耐食性比較 溶融亜鉛めっき
溶融亜鉛めっき
平坦部の耐食性比較 ZAM

平坦部の耐食メカニズム

平坦部の耐食メカニズム

サビにくい-2(優れた端面耐食性)

ZAM®の切断端面部は、めっき層から溶け出したAl、Mgを含む緻密な亜鉛系保護被膜が端面部を覆うことにより、優れた耐食性を発揮します。

暴露直後・暴露中期(数週間~数年)
暴露初期・暴露3年後

加工しやすい(優れたプレス加工性)

ZAM®は、溶融亜鉛めっき鋼板に比べてめっき層が硬く、平滑なためプレス加工性に優れ、生産効率が向上します。

絞り成形性比較

絞り成形性比較
同鋼種でめっき種のみ異なる供試材を同一のプレス加工条件で比較
絞り成形性比較

コストダウン(後めっき不要で費用削減)

ZAM®は、工程省略によるイニシャルコストの低減、優れた耐食性によるライフサイクルコストの低減など、コストダウンを実現します。

めっき・後塗装工程省略によるコストダウン

めっき・後塗装工程省略によるコストダウン

イニシャルコストの低減

イニシャルコストの低減

耐食性&価格イメージ

耐食性&価格イメージ

LCC(ライフサイクルコスト)削減(補修費低減)

耐久性アップによるメンテナンス費用低減

耐久性アップによるメンテナンス費用低減

多種多様な製品群

ZAM®の優れた耐食性はそのままに、使用用途に応じて標準型、機能付与型、黒色意匠型など多種多様な製品群をラインナップ。何れもRoHS、ELV等の環境規制に対応します。

受渡当事者間協定による化成処理の種類及び記号

下表は、JIS G3323 6項(化成処理)の規定の「当事者間協定」に該当する化成処理の種類及び記号を示しています。

化成処理の種類 記号
無機系※1クロムフリー処理※2 ZC
有機系※3クロムフリー特殊処理 ZG
クロムフリーリン酸塩処理 ZP
クロムフリー低光沢処理※4 ZPG

※1.無機系とは、無機系溶液で処理したものをいう。
※2.クロムフリー処理とは、クロム成分(六価及び三価)を含まない化成処理をいう。
※3.有機系とは、有機樹脂系でコーティングしたものをいう。
※4.低光沢処理とは、リン酸塩処理に有機系の皮膜でシーリングしたものをいう。

処理皮膜の防食機構

クロメート処理皮膜の防食機構

1.環境遮断による防食
 ・クロメート処理皮膜がめっき層を均一に被覆し、腐食因子との直接接触を妨げ防食します。

2.自己修復機能による防食
 ・加工等でクロメート処理皮膜がキズ付くと、湿潤環境下で6価クロムが溶出し、酸化物皮膜を形成することによって皮膜を自己修復します。

クロメート処理皮膜の防食機構

クロムフリー処理皮膜の防食機構

1.環境遮断による防食
 ・クロムフリー処理皮膜がめっき層を均一に被覆し、腐食因子との直接接触を妨げ防食します。

2.自己修復機能による防食
 ・加工等でクロムフリー処理皮膜がキズ付くと、湿潤環境下で可溶性塩が溶出し、疵付き部で不溶性塩を形成することによって皮膜を自己修復します。

クロムフリー処理皮膜の防食機構
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